息子の命を左右する一筆

医師に言われたのが髄膜炎の検査を行うとのこと。
髄液の採取を行う際の同意書でした。

髄液は脊椎近くを針を刺して採取する。
その際、まだ赤子なので神経を傷つけてしまうかもしれない。
それで後遺症が残るかもしれない。
それに同意して。

これを聞いて、あれ?
後遺症が出た時ってなにも補償ないの?
先生にそう聞いた。

そういうことになりますが、そこは私たちを信じてください。
少し、突っ込まれて焦った感じで返答されました。



この検査って必要なのか?
息子の後遺症が残るかもしれない検査を父親独断で決めていいのか…
妻にも確認を行わないとだめだろうけど、そんな時間はない。
でも検査しないと息子の命も危ない。

少し悩んで、
サインした。

もう一度待合室に戻って検査の結果を待った。

2時間ほど待ったと思う。
呼ばれて診察室へ行き、先生から結果を伺った。

髄膜炎の疑いはなく、細菌感染も検知されなかったとのこと。
また、肺炎でもないとのこと。
ただ、血小板が異常に少なく出血すると血が固まらなく、大量出血する可能性がある。
血が止まらないと結果的に、命を落としてしまう。
今のところ原因がわからないため、後日改めて他の検査を行う。

今日はこれ以上はわからないため、収穫なしでそのまま帰路について。

家に着いた頃にはまた日を跨いでいた。
疲弊して、風呂に入っている間も眠気が凄かった。

全て終わらせて、妻に報告した。
検査の同意書に独断でサインしたことや、
血小板の量が少ないこと、検査の結果は何もわからなかったこと。
しばらくはNICUで預かって様子を見ること。

産まれてすぐに他の場所に運ばれた息子だったため、
妻はもしかしたらまだ実感がわいていないのかもしれない。
少し楽観的な感じの返信だった。

布団に入ってすぐ、意識を失って眠りについた。



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